様々な工業陶磁器

工業としての陶磁器生産

長崎県の陶磁器工業・波佐見焼

波佐見焼は長崎県の波佐見町で生産されている陶磁器の名称で、肥前磁器とも呼ばれる重要な工業生産品です。古くから良質の陶石産出地である波佐見町は実用的な陶磁器生産が盛んで、学校給食の器にも使用されています。白磁にコバルト化合物の呉須で染め付けした藍色の文様と個性に富んだ特徴的なデザイン、手頃な価格で気軽に使える焼物として確立しているのが波佐見ブランドです。波佐見焼の紹介や技術継承に取り組む工業協同組合や振興会もあり、陶器市も度々開催されます。特にゴールデンウイーク期間中の「波佐見陶器まつり」は規模も大きく人気を博しているイベントです。

陶磁器生産も立派な工業

陶磁器といえば陶芸家を思い浮かべて、一つ一つ手で作っているとイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし陶磁器も立派な工業製品です。もちろん、工房で一つ一つ手作りされているものもありますが、工場では一部人間の手作業が入っても成型から焼入れまで機械で行っているところもあります。器だけではなく、タイルも同じように作られています。原料の土が産出する主要な産地では、こういったものを生産する工場ばかりが集まった工業団地も存在します。そういった地域では、経済を支える生産物になっているのです。

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